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白内障手術後に発症?「目が見えづらくなる」症状の原因
白内障手術後に「目が見えづらくなる」症状の原因について見ていきます。
白内障手術後に起こる症状として、ハロー・グレアがあります。白内障の手術で眼内レンズを挿入したことにより、車のヘッドライトや街灯などの光が乱反射してしまい、光に輪がかかるようににじんで見えたり、光がぎらついて見えづらくなる現象をいいます。
ハロー・グレアは、夜間の光を見たときに出現する現象ですので、夜、外にでていることがほとんどない人の場合、生活に支障をきたすことはまずありません。また、個人の感じ方の違いもありますので、症状が強くても、特に気にならない人もいるようです。
しかし、常日頃から夜間に運転をする人は、不快感に悩むことが多くなるかもしれませんし、事故につながりかねないと感じるほどであれば、それは重大な症状といえます。ですから、自分に合った眼内レンズを選ぶことが、何よりも大切なのです。
とはいえ、個々のレンズの特性を知って、自らレンズ選びをすることは難しいでしょう。入念なカウンセリングを行い、ライフスタイルに関するヒアリングをした上で、適切なレンズの紹介や説明してくれる眼科選びをしてください。
※以上の内容は白内障手術後に発症?「目が見えづらくなる」症状の原因とはを引用しています
もしかしてスマホ首?チェック方法と対策を紹介!
私たちの日常生活に欠かせない存在となったスマホですが長時間使用することによって起こる「スマホ首」の眼に与えてしまうやそれ以外にも心身に与える弊害や改善法についての記事がYahoo!ニュースにより掲載されています。
最近よく聞くスマホ首ってどんな首?
スマホ首は病気ではなく体の状態を表す名称です。通常は少し前側に張り出すようにカーブしている頚椎(首の骨)がまっすぐになっている状態のことを指しています。別名「ストレートネック」とも言われ正常な前腕角度は30~40度ですがストレートネックは30度以下。もともと何らかの影響でストレートネックになっている人もいますが、さらにスマホの長時間利用で首の生理的なカーブがなくなり症状がひどくなります。
ストレートネックによりさらに肩こり、眼精疲労、ドライアイ、スマホ肘、頭痛、めまい、不眠、鬱症状、美容への影響など幅広い問題を引き起こしてしまうことも多いとされています。不調の原因はもしかしてスマホ首からかもしれません。
<症状チェック>
・スマホやパソコン使用で肩こりや首こりを感じる
・1日1時間以上スマホを利用している
・目が疲れやすい
・首を後ろに倒すと痛みがある
・猫背で・よく頭痛になる
・肩が上がらない
<スマホ首にならないために日頃から注意したいこと>
・座り方やスマホの持ち方を調整して視線を上げましょう!
・背筋をまっすぐにして頭が前に倒れないように心がけます。脇を閉じてスマホを持ち上げた状態で使用しましょう。
・長時間同じ姿勢は避け30分に1度は遠くを見たり違う姿勢をとりましょう!
同じ姿勢は腰痛や肩こりも引き起こします。眼精疲労も起こしますので時間を決めて使用しましょう。
・心身のバランスをとるためにもヨガやストレッチで身体を動かしましょう!
体のバランスはもちろん、スマホ依存症にならないためにも快適に過ごせるように心身を整えましょう。
※以上の内容はYahoo!ニュースもしかしてスマホ首?チェック方法と対策を紹介!を引用しています。
目を激しく動かす “眼トレ” をやってはいけません
【要約】
日本最大級の眼科「深作眼科」の院長:深作氏によれば、老年期にほぼ全ての人がかかる「白内障」も、世界最先端の「眼内レンズ手術」をすることで、裸眼で生活できるまでに視力が回復するという。
しかし海外に比べ遅れている日本の眼科治療は、間違った常識や誤った治療法がまかり通っているのだという。
◇眼トレで網膜剥離を起こす患者が急増
10年以上も前に精神科の意思がテレビで提唱した「眼球の体操」なるものが、今でも「眼トレ」として流行っているようです。
これを間に受けたかなりの中年の女性が、目の老化を防ぐためこの運動を実行していました。
結果はこの運動によって網膜剥離になる方が続出しました。
一般の人にとって目を激しく動かすことは、走れば健康になるのと同じ類の運動だと思うのでしょう。
ですが、激しく目を動かす行為は網膜剥離の原因にすらなるので、ぜひ肝に銘じていただきたいと思います。
※上の表紙画像をクリックするとpdfが開きます。
※pdfの内容は元の資料から図や写真を除いたものです。
※以上の内容は「目を激しく動かす「眼トレ」は、やってはいけない」を引用しています。
「神経の病気」「大人になって手遅れ」の迷信… 斜視は高齢者でも治療可能
眼は両眼でまっすぐの状態が正常ですが、眼の位置の異常を来す病気が斜視です。小児の病気と思われがちですが、大人の斜視も少なくありません。目の位置がずれる方向によって外斜視、内斜視、上下斜視に分類されます。斜視は外見や両眼視機能(両眼で物を見る機能)に異常を来します。両眼視機能が障害されると、片眼でしか見えない、二重に見える、立体感覚や遠近感がなくなるなどの症状が出ます。代表的な斜視には次の種類があります。
《外斜視》
(1) 間欠性外斜視-眼が時々、外向きになる斜視。
(2) 恒常性外斜視-眼が外向きの状態からもどらない斜視。
《内斜視》
(1) 乳児内斜視-生後6ヶ月以内に発症する内斜視。
(2) 基礎型内斜視-年齢とともにずれ方がひどくなっていく内斜視。
(3) 調節性内斜視-遠視に伴う内斜視で、過剰な調節(ピント合わせ)により発症します。
(4) 急性内斜視-突然発症する内斜視でスマートフォンの見過ぎが原因になることがあります。
《麻痺(まひ)性斜視》
頭部疾患(脳出血、脳梗塞、脳腫瘍など)や糖尿病による神経麻痺に伴う斜視
さまざまな病態があり、病態に応じた適切な治療が必要です。治療には手術、プリズム(光を曲げるレンズ)療法、視機能訓練、ボトックス眼筋注射などがあります。程度が重いものは手術、軽いものはプリズム療法をし、視機能訓練、ボトックス眼筋注射はこれらの治療の補助です。手術では眼球を動かす筋肉の位置や長さを調節し、眼の位置を矯正します。小児は全身麻酔で、大人は局所麻酔で行います。
「斜視は神経の病気だから治らない」「子供のころから斜視だから大人になって手遅れ」など、迷信を信じて諦めてしまっている患者さんが多くいます。斜視治療に手遅れはありません。
高齢者でも治療できます。お悩みの方は専門医へのご相談をおすすめします。
※以上の内容は「「神経の病気」「大人になって手遅れ」の迷信… 斜視は高齢者でも治療可能 沖縄県医師会編「命ぐすい耳ぐすい」」を引用しています。
眠たそうな顔…もしかして「眼瞼下垂症」? 治療できます
「眼瞼(がんけん)下垂症」という病気をご存知でしょうか。
読んで字のごとく眼瞼(まぶた)が下垂(垂れ下がる)する病気です。医学的には眼瞼挙筋というまぶたを挙げる筋肉が弱くなり、目を開けることがうまくできない状態を言います。
眼瞼下垂の症状はさまざまです。目を開ける事が難しいため、おでこを使って目を開けようとします。そうすると、常におでこが緊張した状態になり、慢性的に肩こりや頭痛に悩まされます。日中は頑張っておでこの筋肉を使っているので、夕方になると疲れてきて、文字を読むことや車を運転することがとても辛くなります。
眼瞼下垂症の人は常に眠たそうな顔をしています。どんなにたくさん寝てスッキリした状態でも、「あなた眠いの?ちゃんと寝ているの?」などと言われます。まぶたが挙がらないため黒目は半分程度にしかならず、二重の幅も広くなります。おでこを使って目を開けようとしますから、眉毛が普通の人よりも上に位置するようになり、まつげと眉毛の距離が長くなるのが特徴です。沖縄の方言では、この様に眠たそうにしている人のことを「ニーブヤー」というそうですね。
すなわち眼瞼下垂症の人たちは、慢性的な肩こりや頭痛、物をうまく見ることができないという機能的な不自由と、常に眠そうに見られるという整容面で悩まされることになります。
眼瞼下垂症は形成外科で治療ができますし、その多くは保険適応です。
眼瞼下垂症の治療は手術しか方法がありません。
「目は口ほどに物を言う」ということわざがある通り、眼が人に与える印象はとても重要です。私たち形成外科は機能的な面もそうですが、整容面も十分に考慮しながら手術を行います。
ニーブヤーはヤッケーナムン!
その肩こりや頭痛、もしかしたら眼瞼下垂症が原因かもしれませんよ。
一度、形成外科を受信されてはいかがですか?
※以上の内容は「眠たそうな顔…もしかして「眼瞼下垂症」? 治療できます 沖縄県医師会編「命ぐすい耳ぐすい」」を引用しています。